ぬか漬けって「腐らせちゃった」「酸っぱくなった」という声をよく聞きます。でも実は、コツさえ押さえれば継ぎ足し継ぎ足しでずっと続けられるんです。今回は7年間ぬか床を育てている私が、失敗しないポイントとびっくりするほど美味しいフルーツぬか漬けをご紹介します。

ぬか床でよくある悩み


ぬか漬けを始めてみたけれど、結局やめてしまった方も多いのではないでしょうか。

💡 ポイント


ぬか床の三大トラブル
酸っぱくなる:乳酸菌が増えすぎた状態
白い膜ができる:産膜酵母という酵母菌
水っぽくなる:野菜から出た水分がたまっている



これらは全部、対処法があるんです。ぬか床は一度ダメになったように見えても、ちゃんとケアしてあげれば復活します。


結構ぬか床ってハードル高いイメージありますよね。でもぬか床って継ぎ足し継ぎ足しでずっと持つものなんですよ。私のぬか床は7年目。ちゃんとお手入れしてあげれば、ずっと美味しく使えます。



水分が多くなったときの対処法


野菜をつけていると、どうしても水分が出てきてぬか床がゆるくなります。

水っぽくなると塩分も薄まってしまうので、そのままにしておくと傷みやすくなります。専用の「水取り器」を使う方法もありますが、ちょっとゆるいくらいなら簡単な方法で対処できます。

💡 ポイント


水分を取る簡単な方法
キッチンペーパーをぬか床の上に押し当てる
ペーパーが水分を吸い取ってくれる
水分が多い野菜(大根など)をつけた後は特に注意
塩分が薄くなっていたら塩を足す



ぬか床の適温は20〜25度




ぬか床の中の微生物たちは、温度によって活動が変わります。

夏場は発酵が進みすぎるので、容器ごと冷蔵庫に入れるのがおすすめ。冬場は室温が涼しければ、常温に出しておいても大丈夫です。


今はね冬で玄関とか涼しいので、常温に出してます。ストーブのついてない涼しいお部屋に置いておくとちょうどいい感じです。



びっくり!フルーツのぬか漬け


野菜だけでなく、実はフルーツもぬか漬けにできるんです。

おすすめのフルーツ


りんご
みかん
ぶどう(巨峰など)
ミニトマト


フルーツのぬか漬けが大好きなんですよ。りんご、ぶどう、トマト、みかん…いろいろつけちゃいます。



フルーツぬか漬けの驚きの食感


ぬか床の状態によっては、フルーツが炭酸のようにシュワシュワになることがあります。これは酵母菌の働きによるもの。

💡 ポイント


フルーツぬか漬けの味わい
最初はぬかの塩気を感じる
その塩気がフルーツの甘さを引き立てる
酵母が活発なぬか床だと炭酸のようにシュワシュワに
食べるファンタのような新食感!



りんごを食べると、一瞬しょっぱいんですけど、その塩気が甘さを引き立てて、さらにシュワシュワって舌で感じる。まさに新食感です。

つけ時間の目安


野菜とフルーツでは、つけ時間が異なります。

💡 ポイント


つけ時間の目安
野菜:丸1日以上しっかりつける
フルーツ:短時間で取り出す(半日程度)
同じぬか床に野菜とフルーツを一緒につけてOK
ただし生の肉や魚は別容器で



「生ぬか」と「炒りぬか」の違い




ぬかには2種類あります。

💡 ポイント


ぬかの種類
炒りぬか:火を通して乾燥させたもの。常温保存が効く
生ぬか:火を通していない生のまま。ビタミンB群が豊富



炒りぬかは手に入りやすく使いやすいですが、熱を加えることでビタミンが失われてしまいます。生ぬかならビタミンがそのまま残っているので、つけた野菜にもぬかの栄養素が浸透します。


私は無農薬の生ぬかを使ってます。生ぬかだったらそのまま食べても大丈夫。ぬか床から出したお野菜、洗わないでそのまま食べちゃうこともありますよ。



生ぬかの入手方法


お米屋さんで分けてもらえることも
ネットで「生ぬか 無農薬」で検索
自宅で精米している人は精米機のぬかを使える

無人精米所のぬかは避けよう


田舎にある無人精米所では、精米後のぬかを自由に持ち帰れることがあります。ただし、食用には向きません。

💡 ポイント


無人精米所のぬかをおすすめしない理由
不特定多数の人が使っている
農薬の有無がわからない
ぬかの部分には農薬が残りやすい
畑の肥料にはOK、食用にはNG



ぬか床に使うなら、必ず「ぬか床用」と書いてある食用のぬかを選んでください。

ぬか床の味見は必須


つけ込む前に、ぬかを少し食べて味見することをおすすめします。

塩気が薄くなっていないかチェック
酸味が強すぎないか確認
美味しいぬか床なら美味しいぬか漬けができる

おまけ:手がツルツルに


ぬか床を素手で混ぜると、手がツルツルすべすべになります。ぬかに含まれる油分や栄養素のおかげです。


ぬか床をいじった後に手を洗うと、めちゃくちゃツルツルすべすべになるんですよ。だからぬか床いじるの好きなんです。美味しいし、手もすべすべになるし、いいことづくめ。



まとめ


ぬか漬けは、コツさえ押さえれば何年でも続けられる発酵食品です。水分管理と温度管理をしっかりして、時々味見をしながら育てていけば、どんどん美味しくなっていきます。

野菜だけでなく、フルーツのぬか漬けもぜひ試してみてください。シュワシュワの新食感、一度体験するとハマりますよ。

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